しつけ事例集
子犬のしつけ 拾い食い
子犬のしつけ~飼い主さんの悩み~
子犬を飼い始めたばかりの飼い主さんが悩むこと。
- なんでも拾って口に入れちゃう
- 口に入れたものを放してくれない
=靴下やタオル、食べてはいけないものを口にするので本当に困る
- 口にされて困るものはわんこの手の届かないところに片付けましょう
- わんこが誤って口にしたものを無理矢理取り出す行為は極力控えましょう
- わんこが誤って口にする前に「No!」で対象物から放しましょう
~これらを上手にワンコに伝えて、
人もワンコもHappyに暮らしていけるためのお手伝い~
■子犬のしつけ相談
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犬のしつけ~多頭飼いのケンカ~
出張レッスンの話。
犬種はフレンチブルドッグ2頭。多頭飼いでした。
血の争いを何とかやめさせたいと飼い主さんからの依頼で数回レッスンに行きました。
まず、お家に伺ってすぐに、わかったこと。
この犬2頭、まったく家でのルールってものがなく、やりたい放題だったんですね。
だから、2頭の争いも絶えず、一回火がつけば、血が出るケンカ。
そしてそうなると飼い主さん止められず・・・
ご飯・スペース・所有物・もちろん人のアテンションも。
これらが引き金になり一気に攻撃に出る状態でした。
まず、飼い主さんに伝えたこと。
それは家庭のルールを作る事と、彼ら犬にはきちんとそのルールに従ってもらうこと。
これを徹底すること。
続いて、そのために必要ないくつかのコマンドを教える。
これを日々練習してもらう。
散歩もあまり行っていないお家だった為、散歩も行くようにしてもらいました。
ここまで実践することで、犬に変化が出てきます。
ケンカの回数が減ってきました。
各犬の精神的状態が良い方向に向かっていきました。
次に取り組んだこと。
実際争いが起きそうな場面を演出していきます。
これは飼い主さんのメンタルが重要なポイントになってきますので、いくつかの段階を作り、飼い主さんが不安にならず、自信を持てるような結果になるよう配慮しながら行っていきました。
失敗すれば人間だから不安になるし、緊張するし、やっぱり駄目なのかも・・・と自分を責めたり落ち込んだりしてしまいます。
そうじゃなくても、散々自分の前で可愛い愛犬2匹のケンカを見てきて、心を痛めているわけですからね。
だから慎重に、少しずつ少しずつレベルアップをはかりました。
全8回のレッスン。
犬がケンカを始めると、茫然としていた飼い主さんが、「イケない!!」と一喝しケンカを止められるようになり、
それ以前に、2頭をしっかりコントロール出来るようになりました。
ということは??
ケンカが起きません。
飼い主さんが最後に言った言葉。
「このケンカ、この犬の問題行動は直らないのかなと思っていたけど、そうではないんですねぇ。全ては人なんですね。
正直、ダメ元で来て頂いたんですが、本当に良かったです!」と。
平和な日常が訪れたこと、おばあちゃんも、お子さんも、お父さんも、お母さんも、わんこ達も皆にとってHappyです!
そぉ。
全ては人次第!
犬のしつけ~ストレスと欲求~
犬の行動問題(犬は問題だと思っていませんが)
ストレスと欲求のバランス。これ結構重要です。
ある飼い主さんは、こう言います。
「わがままなんです!イライラします!」
ある飼い主さんは、こう言います。
「何かストレスがあるんですかね?ストレスを与えているんですかね?」
極論でいうと、どちらも、かなりハードな意見です笑
まず、自分自身を考えてみましょう。
ストレスと欲求。
ストレスはストレスですよね?それは人それぞれですよね?感じる強さも、感じる頻度も。
そして、ストレスがあるから欲求に繋がりますね?
基本的に、ストレスがなければ欲求って生まれません。
では、ストレスを感じすぎるとどうなりますか?
逆に、ストレスを感じなさすぎるとどうなりますか?
では、欲求が満たされないとどうなりますか?
逆に、欲求がなさすぎるとどうなりますか?
これら、考えるとわかることだと思います。
全てにおいて、『バランス』が大事です。
教育とは、バランスを保ってやることだと自分は考えています。
精神的、肉体的なバランスが整わない段階で教育は出来ません。
犬のしつけ=まず、心身ともにバランスを整えることから始まります。
そりゃそーでしょ?
散歩にも行かず、一日中家の中で、ゲージの中で過ごさせておいて、
散歩行くから、引っ張るなよ!ゲージから出してやるから暴れるなよ!では、あまりに一方的すぎるでしょ?
自分が相手に望むこと。
相手が自分に望むこと。
そのバランスって重要!
これは人対犬でも、人対人でも、犬対犬でも同じ事です。
相手の立場に立って考えれば、答えはシンプルに出るはずです。
犬の問題行動~散歩の引っ張り~
犬の行動で、悩む事。散歩時の引っ張り。
これ、ほとんど7割がた、リードを持つ側(人)の問題です。
引っ張りたくて引っ張っている犬はいません。
例えば、自分達人間に置き換えてみましょう。
後ろから、たとえふいに、背中を押されたとして、そのまま倒れますか?
大抵の場合、倒れませんよね?(あくまで大抵)
なぜか?
反射です。
意識せずとも、倒れないように体が反応するんですね。
(反射について詳しく調べたい方は、ご自身でお調べ下さい。)
犬の引っ張りもこれと同じ。
要するに、ハンドラー(リードを持った人)が自分の方へリードに力を加えれれば、それに反射的に反応するんです。
=引っ張り返す。
だから、大抵の犬の引っ張り問題は、人のハンドリングに問題有なんです。
リードは、引っ張るものではありません。
リードは、犬を自由を奪うものでもありません。
リードは、短く持つものではありません。
リードは人と犬とを繋ぐ信頼のあかし!
リードは犬の安全と安心を守るもの!
=リードは、人が犬をリード(導く)するためのもの。
その使い方、わからなければ、是非上手な人に教わって下さい。
愛犬が不本意に引っ張って、首がしまって、気管支を傷める前に・・・・。
成犬の悩み~ピンポン吠え~
ひとことに吠えると言っても、理由は様々。
犬からすると一つ一つの行動に必ず意味があります。
その中で、今回はピンポンに対する吠えについて少し書こうと思います。
「ピンポン吠え」をやめさせたい!
という飼い主さんは多いと思います。
そして、実はこの「ピンポン吠え」やめさせるのはそぅ難しくありません。
但し、継続して生涯そのピンポン=静かな状態をキープするのはそぅ簡単ではありません。
ポイントは3つ。
・2日に1回より1日100回ピンポンが鳴れば吠える確率より吠えない確立の方が断然あがる
・吠えることが犬にとって都合悪い結果を招き、吠えないことが犬にとって都合良い結果が起きることを教えてあげる
・継続したトレーニング(再確認)を行っていくこと
以上をヒントに、トレーニングしてみて下さい!
※しつけ事例集というタイトルとはちょっと違うかも?
次回は実際にあったお話を・・・。
犬のしつけ~ハウストレーニング~
元々犬は、薄暗くて静かで狭い場所を好む性質を持っています。
ですから、ハウスは好きなはずなんです。
しかし、育った環境や、教育によってハウスが嫌いになってしまうこともあります。
それは、現にご自身が育てた環境や教育によるものかもしれませんし、それ以前の環境や教育かもしれません。
ではここで、これから愛犬にハウスを教えたい飼い主さんと、愛犬の再ハウストレーニングをしたい飼い主さんへ。
参考までに愛犬のハウストレーニングのポイントをお伝えします。
・愛犬にとって良い事とハウスをリンクしてあげること
・ハウスをなにかの罰として使わないこと
・ハウスに閉じこめないこと
以上3つのポイントをおさえて、トレーニングしましょう!
子犬~お散歩が上手く出来ない~
子犬を飼って飼い主さんが心待ちにすること。
色々あると思いますが、お散歩もその一つかなぁと思います。
そして、待ちにまったお散歩デビューの日!
外へ出てみると、
愛犬が歩いてくれない・・・
リードをグイグイ右へ左へ前へ前へと引っ張る・・・
リードを噛んでグルグル巻き~
飼い主さんにまとわりついて歩けない・・・
なんてことをよく聞きます。
ここで、是非実践して頂きたいポイントを3つお伝えします。
・愛犬の首がしまらないように注意してあげる
・飼い主さんがリードを短く持ちすぎない
・飼い主さんがリードを自分の方へ引っ張らない
この3つを実践するだけで、ビックリする位散歩が変わるはず!
あとは、飼い主さんが持っている犬のお散歩のイメージを一時的に頭から削除しちゃって下さい笑
というのも、子犬はお散歩に慣れていません。少ししか歩けなくて当然です。
練習を積む。経験を積むことで、歩ける距離は長くなっていきますのでご心配なく。
子犬ちゃんをお飼いの飼い主さん、お散歩に出る際は是非、お試しあれ!
成犬の悩み~トイレのしつけが出来ない~
犬を飼ったその日からトイレトレーニングは始まりますが、
(たまたま飼った時からトイレでやってくれて、たまたま苦労しなかった飼い主さんはラッキーですが笑)
実際、犬のトイレの躾に悩む飼い主さんは非常に多いです。
そして、トイレの躾が上手くいかないことは飼い主側として、とても厄介ですし、ストレスになってくる重大な問題だと認識しています。
さて、この「犬のトイレのしつけ」についてですが、成犬の場合は、トイレの躾をすることが不可能なのでしょうか?
このスクールにも、愛犬のトイレの悩みを抱えていらっしゃる方からのお問い合わせを数多く頂きます。
愛犬の年齢が3歳、5歳、8歳、大きさも小型犬から大型犬まで様々、もちろん犬種も様々です。
他のスクールに断られたという飼い主さんも、年齢的に無理なんですかね?と半ば諦め気味におっしゃる飼い主さんもいます。
結論からいって、犬のトイレのしつけ、何歳からでも不可能ではありません。
年齢によっての差、個体の差、環境などで、どれ位の時間がかかるか?どれ位のトレーニングが必要か?
それらは異なりますが、ここで簡単なポイントをお伝えします。
・失敗をさせない環境をつくる
・トイレ日記をつける
・成功に報酬を与える
簡単ですが、この3つをしっかり出来れば、間違いなくトイレの問題はクリアできます。
成犬のトイレトレーニングにお悩みの方、是非お試しあれ!